第1回研究会(研究グループ)

情報処理学会アクセシビリティシンポジウム

今年度情報処理学会で新たにアクセシビリティ研究グループの活動が始まりました.
アクセシビリティ研究グループは,障害を持つ方の高等教育・就労・生活環境向上を目指し,当事者とともに情報処理技術を活用した研究を促進していきます.
アクセシビリティ研究グループシンポジウムに先立ち,情報処理学会学会誌6月号において「障がい者・高齢者と築く社会参加支援」を特集しました.
本シンポジウムでは,より深い情報を集めるよい機会となるよう,特集記事の執筆者に基調講演とチュートリアル講演をお願いしました.
情報処理とは異なる分野での研究を続けられている当事者の方々,情報処理から研究を行っている研究者の方々それぞれから,アクセシビリティ研究の情報処理技術の活用や期待を語っていただきます.

みなさま奮ってご参加いただきますよう,よろしくお願いいたします.
なお,懇親会へのご参加,お弁当のご予約の締切は8月18日までとなっております.

日時: 2015年8月22日(土)

場所: 国立情報学研究所 東京都千代田区一ツ橋2−1−2 1901会議室

資料:
こちらからダウンロードお願いします.

プログラム:

時間 内容
9:00~9:30 受付
9:30~9:40 キックオフ
9:40~10:20 基調講演1 福島 智氏 (東京大学)
講演題目:盲ろう者の視点で考える情報技術への期待
10:20~11:00 基調講演2 綾屋 紗月氏 (東京大学)
講演題目:「社会的コミュニケーション障害」への支援を情報保障の観点からとらえ直す
11:00~11:30 基調講演の質疑応答
11:30~13:00 昼食(周辺ランチマップ
13:00~15:00 チュートリアルワークショップ1
トピック:視覚障害・肢体不自由・高齢者支援
[視覚障害] 関 喜一氏 (産業技術総合研究所)
[聴覚障害] 大杉 豊氏 (筑波技術大学)
[肢体不自由] 硯川 潤氏 (国立障害者リハビリテーションセンター)
[高齢者支援] 坂本 真樹氏 (電気通信大学)
15:15~17:15 チュートリアルワークショップ2
トピック:発達障害・認知症・聴覚障害
[発達障害] 柏野 牧夫氏 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
[認知症] 大島 千佳氏 (佐賀大学)
[聴覚障害] 河原 達也氏 (京都大学)
[発達障害] 鈴木 健嗣氏 (筑波大学)
18:00~ 懇親会 (ワークショップの会場にて立食形式,8月18日締切.)
費用:2000円/人

研究会参加費:
一般: 2,000円
学生: 1,000円

参加をご希望の方は参加登録フォームからご登録をお願いいたします。懇親会へのご参加,お弁当のご予約の締切は8月18日までとなっております.

ライブ配信:
ニコニコ生放送でライブ配信予定

アクセシビリティ:
当日の講演は要約筆記を依頼し、ライブ配信にも字幕として流す予定です。
また参加者のご要望に合わせて必要な情報保障の手配を検討いたしますので、お気軽にご相談ください。

チュートリアル2では京都大学情報学研究科河原研究室の提供で音声認識・字幕生成システムを運用します。

筑波技術大学からの提供で基調講演、基調講演の質疑応答、ならびに、チュートリアルワークショップ1(大杉氏,硯川氏)・チュートリアルワークショップ2(河原氏,鈴木氏)の発表に手話通訳が付きます。

問い合わせ先:

contact@ipsj-aac.org (香川大学 澤田秀之)