第10回研究会 (2019-AAC-010)

情報処理学会アクセシビリティ研究会(IPSJ SIG AAC)
第10回研究会 開催案内

YouTube Live on 2019年8月23日

YouTube Live on 2019年8月24日

日時:2019年8月23日(金), 24日(土)
会場:早稲田大学 西早稲田キャンパス
住所:〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1
55号館N棟1階 第二会議室
https://www.waseda.jp/fsci/access/

懇親会:8月23日(金) 研究会終了後
鳥やす 支店 (東京都新宿区高田馬場2-14-4)
会費 一般4,000円、学生2,500円程度
※8月21日(水)締切、事前参加登録サイトからお申し込みください。
※今回はコース料理ではないため、食事後に料金が決まります。

お弁当:8月24日(土)昼食 1,000円(お茶付き)
※8月20日(火)締切、事前参加登録サイトからお申し込みください。

事前参加登録サイト https://forms.gle/GvQiqZwb25M7W5kL6
※会場準備のため、事前参加登録をお願いしております。事前参加登録なしでの参加も歓迎いたします。
※ガイドヘルプ(西早稲田駅改札から会場まで)も承っております。

アクセシビリティ研究会(SIG AAC)は、8月に第10回研究会を開催いたします。本研究会は、様々な障害を持つ人、その家族、医療・介護の専門家といった広範な人々を利用対象者とする、様々な機器や空間アクセシビリティ向上のためのデザイン、実用的なガイドや機器の開発、物理的な障害を補う機器のみならず、対象者の気持ちや要求を推定できる新しいメディア、多様性の大きい対象に対応できる新たな技術の創出について、参加者が積極的に交流をおこない、研究の一層の活性化を図ることを目的としています。

第10回研究会では、一般口頭発表に加えて、赤澤堅造先生(大阪大学名誉教授・希望の家先端応用音楽研究所)の招待講演、平賀瑠美先生(筑波技術大学教授)の特別講演を含む、音と音楽に関する2つのオーガナイズドセッション、また高木啓伸様(日本アイ・ビー・エム株式会社)の特別講演を企画しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

<プログラム>

1日目 2019年8月23日(金)

12:30- 受付

13:00-13:50 【特別講演】

(1) 聴覚障害者の音楽聴取
○平賀瑠美(筑波技術大学)

14:00-15:30 【聴覚障害と音】

(2) 聴覚障害者の音楽認知特性およびトップダウン処理支援による音楽トレーニング
○松原正樹(筑波大学)

(3) 環境音聴取時の内観に基づく音響特徴量の可視化に関する検討 〜聴覚障害者の環境音学習での活用を目指して〜
○加藤優(上智大学大学院), 平賀瑠美(筑波技術大学), 若月大輔(筑波技術大学), 安啓一(筑波技術大学), 荒井隆行(上智大学大学院)

(4) リズムの理解を助ける効果的な可視化手法とその評価
柿内梨那,○大島千佳, 福田修, 奥村浩(佐賀大学)

15:40-16:40 【視覚障害と音】

(5) 聴覚情報のみによる理解しやすいマイクロタスクデザイン
鍾穎, ○松原正樹(筑波大学), 小林真(筑波技術大学), 森嶋厚行(筑波大学)

(6) 視覚障害者の屋外移動時における周辺物体検出の可聴化に関する基礎検討とプロトタイピング
○馬場哲晃, 石曽根奏子, 高野衛, 安藤大地(首都大学東京), 渡邉英徳(東京大学), 釜江常好(東京大学/スタンフォード大学)

16:50-17:40 【特別講演】

(7) 屋内ナビゲーション技術の課題と未来
○高木啓伸(日本アイ・ビー・エム株式会社)

(懇親会)

2日目 2019年8月24日(土)

9:00- 受付

9:30-10:20 【招待講演】

(8) 運動障害のある方が演奏できる電子楽器 〜研究開発における苦労話と楽しい話
○赤澤堅造(大阪大学,希望の家先端応用音楽研究所)

10:30-12:00 【音楽】

(9) 発達障害音楽療法支援を目指したKinectを用いた電子楽器Cymis演奏システムの構築
○奥野竜平(摂南大学), 一ノ瀬智子, 竹原直美, 松本佳久子(武庫川女子大学), 赤澤堅造(希望の家先端応用音楽研究所)

(10) 障害児を対象とした音楽療法に電子楽器Cymisを活用した事例
○竹原直美, 一ノ瀬智子, 青木智美, 諸岡由依, 松本佳久子(武庫川女子大学), 奥野竜平(摂南大学), 赤澤堅造(希望の家先端応用音楽研究所)

(11) 記譜法に関する実験と楽譜表示システムの開発
○出口幸子(近畿大学)

(昼休憩)

13:30-14:30 【知覚・行動】

(12) 超指向性スピーカーによる音のカーテンは失明者に安全な空間知覚をもたらせることができるか?音楽の違いの影響はあるか?
○木村朗(群馬パ—ス大学大学院)

(13) 行動変容促進を目的とした諭しおよび警告メッセージの予備的検討
○二田悠史(岡山大学大学院), 杉原太郎(東京工業大学), 佐藤健治(川崎医科大学), 五福明夫(岡山大学大学院)

14:40-15:40 【視覚障害とゲーム】

(14) 視覚障碍者にもプレイ可能なコンピューターゲームの開発,及び普及動向
○諸熊浩人(個人)

(15) リアルタイム多感覚提示を行うインクルーシブアクションゲーム: 触覚提示付きゲームコントローラ(TactCon)を導入したゲームの開発と利用時の評価
○松尾政輝(筑波大学), 三浦貴大(産業技術総合研究所), 藪謙一郎(東京大学高齢社会総合研究機構), 片桐淳(有限会社プッシュ・ポップ), 坂尻正次, 大西淳児(筑波技術大学), 蔵田武志(筑波大学/産業技術総合研究所), 伊福部達(東京大学高齢社会総合研究機構)

15:50-16:50 【チュートリアル】

(16) モバイルオーディオゲームを体験しよう
○塩野目剛亮(帝京大学)

■ 照会先:小林正朋(IBM)/澤田秀之(早稲田大学)
contact@ipsj-aac.org