第1回の研究会では高齢者や様々な障害について当事者の視点を交え、情報処理に期待することをテーマに講演を行いました。おかげさまでたくさんの方にご参加いただき盛況な会にすることができました。
今回はアクセシビリティとスポーツ、アクセシビリティと就労、アクセシビリティと音楽をテーマにセッションを予定しています。アクセシビリティは特別なものではなく、生活の中にありふれたものになることを期待しています。
日時: 2016年2月13日(土)
場所: 国立情報学研究所 東京都千代田区一ツ橋2−1−2 1901会議室
資料:
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プログラム:
時間 | 内容 |
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8:30~9:00 | 受付 |
9:00~9:10 | キックオフ |
9:10~11:40 | アクセシビリティ × スポーツ ・遠藤謙 氏(SONY CSL)「疾走運動のためのスポーツ義足開発」 ・香田泰子 氏(筑波技大)「視覚障害者とスポーツ -『する、観る、支える』ためのアクセシビリティ-」 ・島谷康司 氏(県立広島大)「発達障害児への情報技術を使ったスポーツの有用性と期待」 近年ますますの盛り上りを見せる障害者スポーツ。その現在の状況と未来の可能性を、義足、視覚障害、発達障害の研究者にご講演いただき、情報処理技術が貢献できることについて考えます。 |
11:40~13:00 | 昼食(周辺ランチマップ) |
13:00~15:00 | アクセシビリティ × 就労 50人以上の従業員規模のすべての企業・組織が直面する法定雇用率という課題。国連障害者権利条約の批准、障害者差別解消法の施行と、障害者雇用を取り巻く環境は変化を続けています。このセッションの前半では、ACE(一般社団法人企業アクセシビリティ・コンソーシアム)の概要、その活動を通じて得られた企業の現場における障害者雇用の現状と課題に関する知見をご紹介し、後半では障害者雇用促進のためのアクセシビリティ技術活用および、産学の連携の可能性についてグループに分かれてブレインストーミングします。 |
15:30~17:30 | アクセシビリティ × 音楽 【視覚障害】松原正樹 氏(筑波大) 【聴覚障害】寺澤洋子 氏(筑波大) 【盲ろう】 坂尻正次 氏(筑波技大) 【福祉機器】馬場哲晃 氏(首都大東京) 【高齢者】 大島千佳 氏(佐賀大) 各登壇者の研究や,3Dプリンタで個人でも製作できる福祉機器についてのミニパネルディスカッション,そして,登壇者が開発した,障害者でも音楽が楽しめるシステムや楽器を,会場の皆様に使ってもらうデモをします. |
18:00~ | 懇親会 (ワークショップの会場にて立食形式,2月8日締切.) 費用:2000円/人 |
研究会参加費:
一般: 2,000円
学生: 1,000円
参加をご希望の方は参加登録フォームからご登録をお願いいたします。懇親会へのご参加,お弁当のご予約の締切は2月8日までとなっております.
ライブ配信:
ニコニコ生放送でライブ配信予定
アクセシビリティ:
当日の講演は要約筆記を依頼し、会場に設置するディスプレイに映し出します。ライブ配信にも字幕として流す予定です。スマホやタブレットPCをご持参いただくと、お手元でニコニコ動画による字幕を御覧いただける予定です。
午前は京都大学情報学研究科河原研究室の提供で音声認識・字幕生成システムを運用します。午後の字幕情報保障のための費用は情報処理学会から支援をうけています。
総合研究大学院大学からの提供で手話通訳が付きます。
問い合わせ先:
contact@ipsj-aac.org (香川大学 澤田秀之)